2016年07月04日

テニス史上最強のビッグサーバーは誰か

男子プロテニス史上最高のサーバーは誰でしょうか。

これは難しい質問です。

タイトルにはビッグサーバーと書きましたが、ベストサーバーとか、グレイトサーバーなどと言えばまた少しニュアンス違ってきますよね。

ビッグサーバーというならサービスエース数(や率)やファーストサーブでのポイント率などを中心に検討すればよさそうですが、ベストサーバーとかグレートサーバーとなると、もっとトータルな視点が必要なような気もします。例えばエース数は多少低くても、セカンドサーブまで含めたトータルでのサーブ力が強いとか。

例えばフェデラーはサービスエース数(や率)やファーストサーブでのポイント獲得率はカルロビッチやラオニッチほどではないですが、セカンドサーブが強く、ダブルフォルト率も安定して低いので、総合的に見ると明らかに歴史的なグレートサーバーの一人だと思います。これには誰も依存ないでしょう。

言葉の定義の差を置いておいたとしても、要は、何を重んじるかで最高のサーバーの選択も変わってくるとうことです。

少なくともサービスエース数の多さだけでは語れません。

というように、一義的に断じきれない部分があることを前提とした上で、敢えて主観で、史上最高のサーバーの候補を何人かあげてみます。2016年7月の記述。

I.カルロビッチ
G.イバニセビッチ
J.イズナー
M.ラオニッチ
A.ロディック
R.フェデラー
P.サンプラス
B.ベッカー

詳細にデータを調べ直した訳でないので、やや適当な選択が見られるようでしたら、すみません。

基本的には上の方を高評価していますが、これは前述したように評価の基準にもよるので一概には言えません。

サービスエースのことを考えると、ミュラーとかクライチェック、フィリポウシスなど、他にも思い浮かぶ人が何人かいますが、彼らはちょっと穴がありますかね、特にミュラーやフィリなどは。

かなりネームが知れていて、割と最近の選手としてはだいたい上の8人のリストあたりじゃないでしょうか。

フェデラーなどは前述したように総合的な評価です。状況に応じて自由自在にプレースし、効果的なサービスゲームをするからです。エースでなくても崩すことができるからです。サービスゲームでのキャリア通算のポイント獲得率など見ても、彼がグレートサーバーであることを疑う人はいないのでは?No.1とは言えないですが。

だからリストに入れます。いや、入れたいです。


その上で、あえて言えば、自分はやはり、カルロビッチを1番に選びます。


特に「ビッグサーバー」ということになると彼を選びたいです。

まず、カルロビッチは現在も通算エース数の最高記録を更新中です。2番のイバニセビッチの記録をはるか後方に置き去りにしつつあります。

彼の記録を超す選手が果たして出てくるのでしょうか。本人は40まではプレーしたいように言ってましたからね。それが実現するなら本当に誰も破れないような記録が達成されるかもしれません。

カルロビッチはサービスエースのトータル数だけではないです。

なんといってもこれだけの長期に渡って高いエース率を維持し、特にこの長いキャリアで、ファースサーブポイント確率約83%は驚異的です。その点で対抗できるとすればイバニセビッチかなと。サービスエースと言えばこの二人の名を思い浮かべる人も多いでしょう。

「ビッグサーバー」という意味ではこの二人は間違いなく、最強ビッグサーバー候補ですね。通算エース数の1、2番でもあります。

ただし、二人には差もあります。カルロビッチはそもそもファーストサーブを入れる確率が高いですからね。その点でイバニセビッチよりかなり上です。

イバニセビッチは弱いところもありますから、特にベストサーバーということになれば、イバニセビッチをもっと下に評価する人もいるでしょうね。ただやはり1st サーブでのポイント獲得率は評価したい。総合的には例えばロディックなどよりも下かもしれませんが、このファーストの強さはやはり超ビッグサーバーにふさわしいものです。

弱いところといえば、イバニセビッチとカルロビッチの両方とも、セカンドサーブでのポイント率が落ちるので、総合的な意味での、一番のベストサーバー、グレートサーバーなのかどうかということになるとまた少し問題は難しくなります。

まあ、セカンドサーブは「入れに行く」部分も大きく、ストローク戦に以降することが多いので、ファーストサーブに比べれば、サーブ力そのものの直接の評価材料にはならないかもしれませんが、それでもセカンドサーブの強さはサーバーの力を測るには大切な要素です。

逆にイズナーなどはセカンドサーブも強いのでその意味ではやはりNo.1グレートサーバー候補の一人です。彼はサービスエースもすごいですが、カルロビッチと同様にファーストサーブを入れる確率そのものも高いので総合力は十分です。

ラオニッチは、エースなどに見られるファーストサーブの爆発力では少し劣りますが、サーブ自体を入れる確率やセカンドの安定感もあるので総合力はやはり高いです。

サンプラスを一番にあげたい人の気持ちや考え方は、よくわかりますが、歴代最高のサーバーと言うには、ファーストサーブを入れる確率やセカンドでのポイント確率が少し物足りないのでは(例えばフェデラーと比べると2ndがかなり違いますからね)?

ベッカーは、最速レベルのビッグサーバーですが、総合的に見るとこのリストの中ではかなり下の方なんですかね。ベッカーよりも良いサーバーはリスト外にもいるかもしれません。もちろん、インパクトもあるし歴史的なビッグサーバーの一人ではありますが。

ロディックは総合的にベッカーよりかなり上でしょう。全体的にかなりいいです。特にセカンドサーブの強さはフェデラーとともに定評はありました。No.1ではないかもしれませんが、かなりいいところを行っています。

リストにはないですが、最近の選手だとキリオスなどもかなりのビッグサーバーですが、やはりエース率やファーストサーブのポイント獲得率を考えると上のリストに入れるには、まだ少し足りないかなと思います。

詳細に検討した訳でないので、評価も十分ではないかもしれませんが、とりあえず史上最高のビッグサーバーというタイトルで書いてみました。
posted by OT at 19:32 | テニス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする