2014年12月24日

NBA史上最低のフリースローシューター

以前、ドワイト・ハワードが練習しても練習してもフリースローが入らないという記事書きました。

ハワード以外にも数多くのビッグマンがフリースローを苦手にしていることを書きました。

最もファニーなフリースロー場面の動画もその記事に出しているのでよかったら見てみてください。

チャック・ヘイズのフリースローなど芸と呼べる領域です。みんなを笑わせます。

ただ少し追加したいことがあります。

以前、NBA史上最悪最低のフリースローシューターはベン・ウォレスだと書きました。15年以上もNBAでプレーしつづけて、キャリア通算でフリースロー、41%程度しか入らなかったウォレス。

41%ですよ、フリースローが。

スティーブ・カーなんか、3ポイントをキャリア通算で45%とか決めているんです。

それなのにウォレスはフリースローで41%。

ウォレスはNBAで長らくプレーし、オールスターにも選ばれ、ファイナルのチャンピオンにさえなっている。もちろん、基本的なフィジカルがあって毎日のようにフリースローも練習しているのに入らない。

でおきまりのように「練習では入る」とか大真面目にいって笑わせてくれる。

あまりにひどすぎるんですよね、外し方も数字も。

手が大きいとかそんなことだけで説明出来るものなんでしょうか。

まだ解明されていない本質的な問題がビッグマンにはあるのではないでしょうか。

最近だとこれもビッグマン、ドラモンドですよね。最初の1−2年なんか、ウォレスのキャリア記録をついに抜く男が現れたかと期待しました。

アグリーフリースロー界の超大物新人でした。

ドラモンドは少し成長してしまった(といっても全然低いが)ので少し期待を裏切られた感じはありますが、まだわかりませんよ。

少し成長していると見せかけてまたずるずると最低レベルに戻るケースもあります。

ハワードとかデアンドロ・ジョーダン(彼もウォレスの記録に迫ろうとする強者)。もちろん両方ビッグマン。

ともかく、話を戻します。

NBAの史上最悪最低のフリースローシューターについてです。

確かにキャリア通算の値や毎年入らない安定感ではウォレスが絶対ですね。多くの人が彼を史上最悪のフリースローシューターと呼ぶでしょう。

なにしろ一年目にフリースロー確率0.300という衝撃のデビューを果たし、その後17年、一回たりとも0.500を超えていないのです。

デビューの仕方も大切ですよね。

そして彼は、17シーズンのうち、15シーズンで、FG率よりFT率が低いのです。

途中多少フリースローの成功率はあがりましたが、それでも40%台後半のひどい数字。

最後の2年はもう切れてしまったように、33−34%の名人級の数字で、フリースロー人生を見事に締めました。盤石のフリースローキャリアです。

練習で7割入るとか、絶対嘘でしょ、笑

ともかくも、ウォレスの安定感、トータルの低さ、ほんと最強です。

彼がフリースロー界の偉大なカリスマであることは間違いありません。

ただ、もう一人紹介したい人物がいます。

クリス・ダドリー

1980年代から長く活躍した選手です。

彼もビッグマン。

彼も以下の2点の最低フリースローシューターの条件を満たしていると思われます

1.真剣にフリースロー打って人を笑わせられる
2.メンタルなものだとか、練習では入るとか大真面目に言って(もしくはヘッドコーチらが言って擁護されて)失笑を招く

2が意外と大切なんですよね、最低フリースローシューターって変な言動を生むんです。

シャキールオニールも伝説的な発言あります

「パーセントは関係ない、大事なとこで決めるかどうかだ」

大事なとこで外しまくってました。

さて、そのクリス・ダドリー。彼のフリースローのキャリア成功率は0.458なのでウォレスよりはさすがに上だが、それでもかなり酷い数値なので、最低フリースロー業界でも堂々と発言できる人物です。元横綱の一人という感じです。

さてそのダドリーはとんでもないことをします。

その事件は1990年4月14日に起こりました。

ペイサーズ相手に18本のフリースローを得た彼はフリースローを見事決めました!!

1回だけ...

1/18

1本決めました。17本外しました。チームは11点差で負けました。

たった一人でチームを負けに導いた感もあります。

これは、仮にウォレスが自分でいかにこの業界最強だと名乗ったとしても、少し自信がぐらつくぐらいのパフォーマンスではないでしょうか。

しかし、これだけではないのです。

ダドリーはもう一つ衝撃的な事件を起こしているのです。

今後永らくNBAが続いたとしても二度と誰も起こせないような事件です。

NBA最低フリースロー界の金字塔とも言われる事件です。

覚悟してください。

1989年1月のビュレッツ戦の話です。

ダドリーはその試合でファウルを受けフリースロー権(2本)を得ます。

両方外しました。朝飯前。

が、2本目に相手のレーンバイオレーションがあって、3本目の権利を得ます。

3本目はずします。

と、ここでまさかの再バイオレーション。4本目獲得。

4本目はずします。

なんとも信じがたいことにここでまさかの再バイオレーション。最後の5本目獲得。

最後もはずします。いや、神がはずさせました。

ダドリーは、フリースローワンセットで5本外し切ったのです。

どんなシナリオライターでも書けない筋書き。

誰も想像すらしてなかったでしょう、こんなことがNBAで起こるなんて。

巷のプレーヤーじゃないです。再高峰リーグNBAで堂々とレギュラーはる選手です

そこでワンセット5本打つことなんてまず見られない。それを外しきる。

まあダドリーが外すとみんなわかっているんでリバウンダーも真剣に狙うんでバイオレーションが起きるわけです。

究極の独り舞台。時間の無駄。

これを男と言わずしてなんと言うのでしょう。

ウォレスもこの事件を間近で見たら尻尾巻いて逃げ出すのでは?

それをやってしまったのがダドリーです。

まあ、何をもってNBA史上最悪のフリースローシューターとするかは見る角度によって違ってくるでしょう。

ウォレスの真の実力を評価するか、ダドリーの奇跡的な一瞬の輝き、天才的なパフォーマンスを評価するのか。

正直以前はウォレスで鉄板だと思っていました。

が、最近またいろいろとフリースローについて考えるようになりました。

posted by OT at 12:12 | 各種予想投稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする