2014年05月19日

ジョコビッチ対ナダル 戦績と相性

40回以上も対戦しているジョコビッチとナダル。通算の成績ではナダルがやや有利なものの、最近はジョコビッチ優勢です。

最近もジョコビッチの4連勝。マッチアップの面から考えても、ジョコビッチがかなりナダルを抑えにかかっていると言えるかもしれません。

先週もナダルはマレーやディミトロフには勝ちましたが、その間見ていて、やはり短いボールが気になってました。特にバックハンドの非力なショットが気になってました。ファーストチャンスを逃さない積極性と精度を持つジョコビッチはそのワンショットから、ラリーを一気に支配します。

ナダルはあのフォアでフェデラーには良いマッチアップを実現します。スピンの聞いた重く高い球に、フェデラーのシングルバックハンドが次第に力を失っていきます。しかしフェデラーのバックハンドを攻めるような有効な攻めがジョコビッチ相手には実行出来ません。いろんな球種にどのようにでも対応するジョコビッチのバックハンドは今のテニス界最高のものと言えるかもしれません。錦織もすごいですが。

逆にジョコビッチとすれば、バック、フォア、どちらからでもナダルのバックハンドをついて、次第にベースラインから前で打てる球を増やす展開に持ち込みます。結局ジョコビッチがプレッシャーかけはじめる展開になってくる。

この負けパターンからなかなかナダルは脱することが出来ません。

先週はジョコビッチもナダルもベストではなかったかもしれませんが、どちらかと言えばジョコビッチを評価していました。クレーでフェレールと競り合って勝つのは簡単なことではないし、3セット戦った後も落ち着いていて自信に満ちた振る舞い。消耗を感じませんでした。それは激闘のラオニッチ戦も同じ。消耗度をよく観察したいと思っていたのですが、全く感じなかった。すぐにファイナルに気持ちを向けている様子。たしかにラオニッチには苦戦しましたが、ラオニッチのサーブと攻撃的なフォアはすごかった。むしろジョコビッチは耐えて良く勝ったと思いました。さすがジョコビッチ。ナダルはラオニッチとは全く違う相手なのである意味ジョコビッチにとってはやりやすかったかもしれません。ジョコビッチは攻め方知ってます。

現代のどのトップ選手にも勝ち越しているナダルですが、今の二人の相性を考えると、いずれ対戦成績でジョコビッチに逆転される可能性も十分あると思います。

posted by OT at 14:25 | テニス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする