2010年08月22日

バンクロールとウェイジャーについて

今日はスポーツブックにおいて大切なことをいくつか記事にしてみましょう。朝時間のあるうちに。

購読者であろうとそうでなかろうと、是非目を通してみてくださいね。スポーツブックで生計を補助しようという方には参考にしていだけると思います。

スポーツブックという投資を理解していないでブックを始めてしまう人も多いのでこの機会に書いておきたかったのです。

突然ですが、優秀なベッターとはどいういうベッターでしょうか? 一言で言えるでしょうか?

勝つベッター?どういう風にでしょうか、笑。具体的に。

圧倒的に?それはそうでしょうが、ギャンブルの発想になってはいませんか。スポーツブックでは、総投資額(元金ではない)に対して10%以上の利益率を永久に継続できるベッターなどまずいません。

圧倒的は圧倒的でもギャンブルの発想はだめです。これは投資です。計算上どの程度勝てるのかはわかっています。


優秀なベッターとは、敢えてケースを限定すれば、例えば、それぞれに1.95倍のつく互角の2チームの試合を、長期的に53%回収出来るベッターです


これだけで金持ちになれるのです。

いいですが、互角のチーム1.95倍のベットを100回のうち53回当てれるベッターが超優秀なのです。

NBAではハンデがついて両方共1.95倍くらいになりますから、それを考えればわかりやすいでしょう。

要するにNBAのハンデ戦を100試合中53試合当てれるベッターです。

例えば1000ドルがワンベットとすると、一日10ベットするベッターなら、10日で100ベット出来ますから、53勝47敗。

1950*53(支払い額)-1000*100(総投資額)で、10日で3000ドルを超える利益が出ます。それだけで月収100万近くです。

複数のブックメーカーを使って投資額を増やせば、理論上はもっと利益は増えます。

55%や60%ならもっといいだろうって?

長期的には55%以上を維持するのはほとんど不可能です。

もしいたとしたら、何かトリックがあるだけです。

ガンガン当たる?そんなベッターは長期的にはいません。60%のベッターがいれば、即ミリオネアで、引退します(笑)。

再確認ですが、優秀なベッターとは53%を勝つ地味で粘り強いベッターなのです。

52%でもいいのです。それでも利益はしっかり出ます。

スポーツブックとはPINNACLE5DIMESなどのブックメーカーの高い還元率を利用しながらも、研究を通して少しでも平均的なベッターの還元率を上回るべくエッジを狙い、わずかな利益を積み重ねる作業です。

繰り返します。53どころか、52%でいいのです。

では52%のベッターが優秀で、プロとしてやっていけるベッターだとします。

さて、52%ベッターが1日10ベット、年間に3600ベットするとして、その優秀なベッターが10連敗することはあるでしょうか。当然あります。48%つまり0.48。0.48^10は約0.065%ですから、3600回もベットを開始すれば普通にやっても一年のうちに10連敗は平均2−3回はあるし、運が悪ければ4−5回。

また連敗だってこちらも運が悪ければ10連敗どころか15連敗くらいするかもしれません。

いたって普通なのです。いいですか。プロレベルのベッターとはそういう人です。

60%も70%もの勝率を長期的に維持し、10連敗なんかしないプロベッターはどこにも存在しません。いるとしたらそれも何らかのトリックです。確率が勝ちます。わかるでしょうか。

勝って勝って勝ちまくってなんて、映画「カジノ」のデニーロだけです。

だから口を酸っぱくして言っているのです。

バンクロール(資金)の1%をこつこつと投資するようにと。

バンクロールが最初は少ない場合、2−3%にする人はいますが、正直言えばそれもおすすめしません。

3%なら、上記の例を借りて10連敗すれば、全体の30%をあっさり失い、そもそもバンクロールの額が大幅に変わってしまうからです。

10連敗でなくても7連敗なんていくらでもあります。それが数珠連したらどうでしょう。7連敗して1勝また7連敗。こんなのは優秀な52−53%ベッターにでもいくらでも起きます。

もう破綻間近です。

そういうことも含めて自分は何度も1%以内を提唱してきましたし、推薦図書を出してきました。

BETTING BASEBALLにも載っていますよね。あのような達人でも、シーズン前に1000万円の資金を用意し、一回のベットは約1000ドル(1%)。

前にも言いましたが、どんなベットをしようと、短期的にどんな運に味方されようと、このバンクロールとウェイジャー(1回の賭け額)のルールをやぶって無謀に投資し、それで成功するベッターはいません。

いかに優秀でもです。どこかで破綻します。

最近のデイリーレポートは0.5-0.6 unitのピック多かかったはずなので、例えば10万ドルの資金でも1ピックは数百ドル。もし1万ドルの資金なら数十ドルです。

特に初心者の方は、一応、最初の資金が少なめでやることも多いですし、熱くなって額調節を狂わせたりしますので慎重にしてくださいね。

しかし、これは本来は私が言うことではありません。

私はそれを指導する責任は負っていません。というよりも強制さえしたくないのです。当然10%や5%では危険なことは少し想像し、計算すればわかります。本来はこれは各自が自分のお金のリスクマネージメントとして真剣に考え、自然1%以内に落ち着くべきことです。

強制されなきゃ1%を上回っちゃうっておかしいでしょう。思考停止です。じゃあ10%でもいいですって言われたらそうしてしまいますか、笑。専門家だから?

それじゃ詐欺師の計算にも乗ってしまうんじゃないですか、笑。

自分は資金運用のアドバイザーの役割は出来ませんし、その責任もありません。その程度のリスク管理は当然各自が勉強すべきものだと思っています。何も言わなくても1%程度で当たり前だと思っています。それでも、あくまでそれぞれの方の自己責任を前提としつつも、間違ったマネーマネージメントをしてしまいバンクロールを失ってしまう方がいるので、「何度も1%程度を投資して"長く負ける時期もかならず来るが"ゆっくりと焦らずに長期的に収束させるのがスポーツブック」だと出来る限りは理解を深めてきたのです。

また、基本的には投資に関する勉強は各自して頂くということで、推薦図書やその他の資料をすすめてきたのです。

そもそもスポーツブックとは流れが悪い時には10日どころか10週間程度でも収束出来ないことは普通にあります。上記したように7−8連敗はいつでも来るのだから、収束は遅れることはいくらでもあります。というかピック数だけで考えれば3−4ヶ月以上かかってしまう不運の時期もあり得ます。

収束に1000ベットかかっても、次の収束は10ベット単位で次々に繰り返し来るかもしれないし、また数百かもしれません。どんな偏りも考えられるが最後には期待値に収束するということです。速い時には次々に儲かるが、だめな時は沈滞する。それが投資ではないでしょうか。

さて、サイコロをふれば1/2で偶数を出せる人(みなそうだが)がいるのだが、やってみると30回振って25回奇数をだしたとします。

みなさんはその人に向けて「率が悪いようですが本当にだいじょうぶ」というでしょうか。1億回やればほぼ5000万回に近く偶数が出ることはわかっていますよね。

ムラが出ない方が不思議ですよね。ムラが出るのが当たり前です。

例えば上記した上の優秀なベッターに7連敗、8連敗を繰り返している時期に出会ったとしたら、あなたはどう評価しますか。その間に始めたばかりのお母さん素人ベッターが20連勝しているかもしれません。どちらが優秀でしょうか。

8月に大井競馬に言って予想屋Bの意見を聞いたら4週全勝、9月に予想屋Aの意見を聞いたら4週全敗。それでも、どちらが良いのかはわかりません。結果と実力を因果関係で確定するほどにはサンプルが無いのです。

数百程度ではいくらでもムラが出ます。偶数が圧倒するときもあればそうで無いときもあります。


スポーツブックも同じです。あなたがいくら自信があっても負ける時は来ます。

最後に実力通りに収束します。

言いたいのはあなたがいくら優秀でも必ず負ける。なのでバンクロールの利用には慎重に、ということです。

収束、という定義が曖昧なの敢えてそれを単にプラス確定時だとすれば、遅い時には遅い、早い時には早い。そういうことです。収束がいつも100ベット以内でかたがついたら明らかに不自然。そんな投資はないでしょう。どんなプロであろうとも必200−300ベット以内にいつもプラスに収束出来るベッターは世の中にいないのです。

ちなみに、勝っても偏りです。50ゲーム中40ゲーム勝ったらそれは運です。なぜなら長期的には80%勝てるベッターなどおらず、優秀ベッターでもせいぜい53%だからです。

そうです。スポテクを開始するなり、たまたまウィニングストリークに入った方は、「すごいですね」と言ってくれますがそれも間違ってます。

何度もこれもブログで言っていますが、50ベット中40ベット勝ったとしたら、それはそれで逆に運なのです。

ウィニングストリークはそもそもが短期的なものですから、その要因の中では運が大勢をしめるのです。

勝っても負けても、あせらずに小額をこつこつ投資するのです。

そういった確率と収束という観点でのスポーツブックの本質は推薦図書等を読んでいただければだいぶわかるとは思います。

私に今えるのは、試合前の投稿ベットだけで収束させるし、長期的に利益を出していくということだけです。それは一試合ごとに、全部ではなくても、確かにエッジを狙えていると確信出来る試合が多数あるからです。結果にかかわらずプロセスに確信があるからです。

それでも、もし最悪NBAやMLBの数シーズンでプラス出せないなら個人的にもきっぱり投資はやめます(実はMLBやNBAは、ピック数から言えば最悪1シーズンでは収束しない可能性--あくまで数字上の可能性--は十分あるのです。

実力というのは長期的に収束していくもので、簡単に目で追える範囲の負け勝ちでは判断出来ないのです。


おわかりでしょうか。これは自分のベットについて言っているのではありません。

みなさんが、自分の力でベットされた時も同様です。2−3週間連続で負けようとも勝とうとも実力とは(ほぼ)関係ないのです。負けている時にこそ良いベット(良いエッジを発見した投資)が出来ていて、悪いベットをしている時に勝ち続けることも普通です。

自分は負けている時も、ベットの内容は悪くない、と言ったりします。あれは言い訳でなく本当なのです。絶対にこのベットを続けていけば大丈夫だと自分で確認しているのです。

大切なのは結果ではなく、期待値を終えたという確信です。それがあればいずれ収束します。これには経験と研究への努力が要ります。

実力はプロセスによって確信でき、長期的にプラスに収束させることによってのみ確認されるのです。

スポーツブックにはストリークは避けられません。

今一度、バンクロールとウェイジャーのルールを再確認してください。勝った時こそ、バンクロールの利用に慎重になってください。

スポーツブックでもっと重要な第一原則だと思います。


さて、NBA前ですが、目標を書きましょう。


残りのMLBシーズンでここから+15ユニット。NBA2010-11はシーズン目標+ 60 unit。

NBA1シーズンではそれでも運があるので達成は100%お約束出来ませんが、もし、NBA 2010-11 MLB 2012 NBA 2011-12のトータル3シーズンで、目標は200unitですが、(最低でも)+ 100 unit出せなければ、引退します。


私は、皆さんを、応援したりまでする立場にはありません。お金のからむ大切なことですので、相談にものれません。

が、投稿ベットのみで必ず利益を出していくつもりです。

数字などについてご質問いただいても回答はご遠慮させていだだきますが、もし収束や期待値などスポーツブックの数字について本格的に知りたければ, amazon.comでfixed odds sports betting などを探って見られると良いと思います(少し難しく、時間がかかるかもしれませんが、投資という意味ではずいぶん参考になると思います、サッカー中心に語ってありますが)。

今後もブログには注目してみてくださいね、収束させてみますから。よろしくお願いします。

posted by OT at 06:45 | MLB メジャーリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする