今日はATPマスターズカップ予選総当たりの最終戦です。7時からGAORAで生中継です。2試合目に注目のロジャー・フェデラーの試合があります。果たしてロジャー・フェデラーが敗退してしまうのでしょうか。
今日はモチベーションが微妙に影響し合う組み合わせで注意が必要です。以下の情報を確認してください。
このレッドグループの現在の勝ち星数は以下です。この中から2名が決勝トーナメントに出れますが、アンディ・マレーはすでに進出を決めています。
アンディ・マレー 2勝0敗 決勝トーナメント進出確定
ロジャー・フェデラー 1勝1敗
ジル・シモン 1勝1敗
ラデク・ステパネク 0勝1敗(ロディックに代わり2戦目から参戦)
で今日の
1試合目:ラデク・ステパネク対ジル・シモン
2試合目:ロジャー・フェデラー対アンディ・マレー
決勝にすすめるのはジル・シモンとロジャー・フェデラーのどちらかです。問題なのは勝敗とセット数で決勝進出が決まることです。
結論から言いますが、セット数の関係でシモンとフェデラーが両方勝てばフェデラーが進出、両方負けてもロジャー・フェデラーが進出です。シモンとしては自分が勝ち、フェデラーが負けるしかありません。なのでもしフェデラー戦が先にありフェデラーが勝てば、ジル・シモンに決勝トーナメント進出はなくなり、モチベーションにも影響するはずですが、今日はそうなっていません。シモン戦が先です。シモンは全力でやるのみでしょう。
一方でロジャー・フェデラーは、シモンが1試合目で勝てば、MUST-WINになりますので勝利への意欲は最後まで消えないでしょうが、もしシモンが負けるなら、当確になりますのでどうでしょう。テレビを見ていて顔色が悪いので気になっていたのですが、背中の怪我に加えて胃の状態も悪く、体調最悪みたいですね。適当に試合する可能性もあります。
この大会、誰よりもエラーが多いロジャー・フェデラー、1,66/game(マレーは1.12で非常にに少ない)。初戦の後にも言いましたが、背中の影響なのかサーブにも威力がなくエースがとれません。体調最悪というのがそのままテニスに出ています。シモンに惨めな逆転負けをし、昨日はタイで遊んでほとんど練習もせずに中国に来ていた、ステパネクに接戦やらかしてました。急遽出場がきまりラケットもジョコビッチに借りただけのラデク・ステパネクに苦戦してました。
一方でアンディ・マレーはここ35試合で33勝をしており、現在最強のプレーヤーでしょう。なにしろディフェンスが良く相手にウィナーを許しません。今大会も被ウィナー数28は最小です。と同時に彼はミスが少なく、ウィナーを決めることが出来ます。今大会の自らのウィナー率1.5/gameは2位のツォンガに大きく差をつけて1位です。まさに死角のない状態。特にディフェンスが本当にすごいのでロジャー・フェデラーは決め手に苦しむでしょう。マレーがわざと負けない限りロジャー・フェデラーは厳しいでしょう。
とするとマレーが勝つことを予期しているシモンは当然何の迷いもなく100%のモチベーションで勝ちにきます。マレーには負けましたが、ブレークチャンスは数多く迎えており、スコア以上に最強マレーにプレッシャーを与えていました。ステパネクが税関から自分のラケットを取り戻せたのかどうかはともかくとして、今のシモンであれば、ステパネクよりは上でしょう。ネットプレーが効果的なコートでもありません。
ただ、シモンに心配点はあります。
1.ステパネクとの唯一の対戦フレンチ・オープンで0ー3ストレート負けしている。
2.彼に似合わずエラーが今大会は多い。1.6/game(マレー戦で特に)
3.今大会は1stサーブが入らない ロジャー・フェデラー戦54%、マレー戦43%(マレー戦は最後の方にプレーが雑になっていましのでその影響もありますが)
4.ステパネクのプレーは多様で、カウンターパンチャーのシモンにとってはリズムが掴みにくい(シモンはロクスやサントロに負け越している)
また、予選でも賞金が高いですから、決勝進出は無いステパネクも1勝すれば結構な額入りますのでモチベーションはあります。普段ならステパネクのプレーはシモンにはかなり危険だと思いますが、この遅いコートと最近のシモンのワールドクラスの強さを考えれば、シモン優位は動かないでしょう。
なので低いオッズでそこまでどんといく試合ではないと思います。
シモンとマレーが順当でしょう。ただしシモンが勝つとロジャー・フェデラーがMUST-WINになり、既に当確のマレーと当たります。どうでしょう。1試合目をどう読むかで2試合目のエッジ予想が変わってきます。
1試合目にシモンが負ければロジャー・フェデラー当確ですので、フェデラーのオッズは一気に上がると思います(勝つ必要がなくなる)。
今日は個人的には賭けますがOT予想はしません。
2008年11月14日



